資料
規格
(添付資料1)JIS,ISO,ASTMゴム用カーボンブラック試験方法関係規格一覧(2020年修正)
名 称 | JIS番号 | ISO番号 | ASTM番号 |
---|---|---|---|
試料採取方法 | K6216-1 | ISO 1124 | D1799 D1900 |
検定用標準カーボンブラック | D4821 | ||
分類システム | D1765 | ||
Carbon black用語・主要規格総覧 | D3053 | ||
IRBに関する規定 | D4122 | ||
SRBに関する規定 | D6915 | ||
電子顕微鏡による形態測定 | D3849 | ||
よう素吸着量 | K6217-1 | ISO 1304 | D1510 |
窒素吸着比表面積(単点法) | K6217-2 | ISO 4652 | |
窒素吸着比表面積(多点法) | K6217-7 | ISO 18852 | D6556 |
CTAB吸着比表面積 | K6217-3 | ||
油吸収法 | K6217-4 | ISO 4656 | D2414 D3493 *1 |
ボイドボリューム | D7854 | ||
比着色力 | K6217-5 | ISO 5435 | D3265 |
DCPによる凝集体径 | K6217-6 | ISO 15825 | |
加熱減量 | K6218-1 | ISO 1126 | D1509 |
灰分 | K6218-2 | ISO 1125 | D1506 |
ふるい残分 | K6218-3 | ISO 1437 | D1514 |
トルエン着色透過度 | K6218-4 | ISO 3858 | D1618 |
溶媒抽出量 | K6218-5 | ISO 6209 | D4527 |
硫黄分 | ISO 1138 | D1619 | |
高温加熱減量 | ISO 21870 | ||
CB中のベンゾaピレン含有量 | D7771 | ||
pHの測定方法 | D1512 | ||
シクロヘキサンCB抽出量 | D7772 | ||
微粉量 | K6219-1 | ISO 1435 | D1508 |
質量強度 | D1937 | ||
かさ密度 | K6219-2 | ISO 1306 | D1513 |
造粒粒子の硬さ | K6219-3 | ISO 8942 | D5230 |
造粒粒子の大きさの分布 | K6219-4 | ISO 8511 | D1511 |
粉じん量 | ISO 11234 | ||
SBRによる評価方法 | D3191 | ||
天然ゴムによる評価方法 | D3192 | ||
ゴム中のCB分散 | D2663 | ||
CB原料油 | D7662 | ||
CB原料油中の硫黄分 | D7679 |
(添付資料2)最新のカーボンブラック関連JIS, ISO, ASTM規格の動向(2021年修正)
1. JIS規格の動向
1.1 新規に採用された規格・・・無し
1.2 廃棄された規格・・・無し
1.3 改正された規格
JIS K6217-5 比着色力の求め方
- ・ ISO規格及びASTMにて標準カーボンブラックITRBをITRB1とITRB2に分けて記載されていることを受け取り扱いについて分かり易く明記した。
- ・ 試験に使用する標準ペーストの役割とその作業に使用する検量線の定義を明確にした。
- ・ 今までは2種類の測定方法が記載されていたがデンシクロン法は機器の市販が無く実態にそくしてフォトクロン法のみの記載とした。
1.4 確認された規格(検討しそのままとされた規格)
JIS K6216-1 試料採取方法
JIS K6217-3 CTAB吸着量
2. ISO規格の動向
2.1 新規に採用された規格・・・無し
2.2 廃棄された規格・・・無し
2.3 改正された規格・・・無し
2.4 確認された規格
ISO 18852:2012 多点法窒素比表面積(NSA)及び統計的厚さ比表面積(STSA)の求め方
ISO 1306:1995 かさ密度の求め方
ISO 11234:1995 カーボンブラック(粒状)の粉末度の求め方
ISO 1138:2007 カーボンブラック-硫黄分の求め方
ISO 1125:1999 灰分の求め方
ISO 1126:1992 加熱減量の求め方
ISO 8942:2010 造粒粒子の硬さの求め方
2.5 審議中の規格
ISO 1304 ヨウ素吸着量の求め方
Confirm 投票とする。
但し次回のJIS K6217-1 ヨウ素吸着量の求め方改訂時に
- ・ 追加するヨウ素量の単位系見直し
- ・ 室温条件の検討
- ・ チオ硫酸ナトリウム濃度表現
について議論を予定している。
ISO 8511 造粒粒子の大きさ分布の求め方
Confirm投票とする。大きな変更が無いため。
3. ASTM変更箇所一覧
2020年4月時点の ASTM Volume 09.01 Rubber ,Natural and Synthetic-General Test Methods; Carbon Blackの最新版を参照し、2020年度に実施されたカーボンブラックに関するASTM規格をまとめた。
3.1 新規に採用された規格・・・無し
3.2 廃止された規格・・・無し
3.3 改訂された規格
D1619-20 カーボンブラックの標準試験方法-硫黄含有量
D1799-20 カーボンブラックの標準作業- 梱包出荷のサンプリング
D1900-20 カーボンブラックの標準作業- バルク出荷のサンプリング
D3053-20a カーボンブラックに関する標準用語
D4821-20 カーボンブラックの標準指針-試験方法の精度と誤差に関する妥当性
D5817-20 カーボンブラックの標準作業-大きなペレットの削減、混合、乾燥方法
3.4 再承認された規格(内容の変更なし)
D1506-15 (2020) カーボンブラックの標準試験方法-Ash含有量
D1512-15b(2020) カーボンブラックの標準試験方法-pH 値
D1514-15 (2020) カーボンブラックの標準試験方法-ふるい残分